代表ひぐち手記

フリースクールって、誰がどうやって支えてるの?

尼崎市長の投稿を頷きながら読みました。

「フリースクールの問題は、憲法に行き着く」
ほんと その通りなんです。

「NPOなんだから補助金もらってるんでしょ?」ってよく言われますが …
山形県ではフリースクールへの直接の補助制度はありません。
何度も県に相談に行きましたが、憲法(第89条)の壁が厚く「やりたくても制度としては難しい」と言われ続けてきました。

そんな中でも、 松井愛 県議の働きのおかげで、今年からやっと、
子どもがフリースクールに通っている保護者への補助(月7,500円上限)が始まります。
( 山形市は まだ検討中とのこと💦 )
本来、すべての子どもが義務教育期間中に、安心して学べる環境が整っているべきだと思います。
でも現実には、保護者が自費でフリースクールの費用を負担し、
私たちのような民間団体が限られた資源で場を支えている、という状況が続いています。
学びの場を選べるようになってきたのはとても良いこと。
だからこそ、教育機会確保法の理念に沿って、制度の面からも支える仕組みが必要だと思うのです。

私たちは、フリースクールを続けて4年目。
子どもたちが安心して過ごせる場所を開くために、市民のみなさんや企業さまからの寄付で なんとか運営してきました。
でも…
来年度の継続のための資金が限界に近い状況になってしまいました。
「赤字なんだから、やめれば?」 って言われたら、確かに そうかもしれません——
目の前で元気を取り戻していく子どもたちがいて、
「ここがあって良かった」と言ってくれる保護者の声があって。
だけど、
このままじゃ続けられないかもしれない…
みなさんと考えたい、
どうにかしたい、
この現実。


わたしたちは 活動継続のために 日々 考え 行動しています。
その一歩として
「東北ろうきん復興支援・社会貢献団体助成金」を活用させていただき、
この7月からホームページをリニューアルし、活動内容や想いを、できるだけわかりやすくまとめました。

ここで、恐縮ですが…
お願いです。
子どもたちの未来のために 『四つ葉隊』 として
私たちと一緒に歩んでいただけませんか?
 \四つ葉隊を募集中/

どうぞ よろしくお願いします !

          代表 樋口 愛子