代表ひぐち手記

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SHIP! 池上正樹さんをお迎えして

講演会&シンポジウムを開催しました

10月9日、山形ビッグウイングで「孤立を生まない地域へ~ひきこもり支援のこれから~」を開催しました。

講師の池上正樹さん、シンポジウムにご登壇くださったみなさま、そしてご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。

池上さんのお話で心に残ったのは、
ひきこもりを 「自死ではなく生き延びるための行為を選択している」 と理解すること。
長期化・高齢化するなかで、相談につながれない方もいる、相談窓口があるだけでは届かない方がいることにも、あらためて目を向ける時間となりました。
支援の順番を、ご本人の感覚から組み直すことが大事で、無理に「社会復帰」を急ぐのではなく、まず「生きていきたい」と思える土台をつくること。
支援の技術より先に、「この人なら大丈夫」と思える関係があること。

クローバーの会が日々の関わりのなかで大切にしてきた考え方は、間違っていなかった。
そんな確認ができ、これからの活動への力をいただきました。

シンポジウムでは、
「山形市ひと休みびと支援条例」が生まれるまでの経緯と、これからどういかしていくかを考えました。
かたばみの会 田中美枝子さんの強い思いを、山形市地域共生社会課の鈴木伸治さんが中心となり、実現へとつないでこられたこと。
お二人のお話から、条例に込められた思いと、その背景にある積み重ねを知ることができました。
専門家として、またご自身の経験からもお話しくださった山岸真人さんは、「ひと休みびと」という言葉があるけれど、自分がひきこもっていたときには休んでいる感覚はなく、生きるために人の何倍も頑張っていたとお話しくださったことが、深く心に残っています。
若者たちと現場で関わる白石祥和さんからは、置賜での取り組みや、若者たちとの関わりについてお聞きすることができました。

参加者のみなさまからは 「もっと話を聞きたかった」 というお声もいただきました。
限られた時間のなかで、十分にお話を深めきれなかった点は、運営として今後に生かしていきたいと思います。

ひきこもりについて長年取材を続けてこられた池上さんをお迎えし、多様な立場のみなさまにご登壇いただけたことに、心から感謝しています。また、SHIP!から、上田さん、津田さん、サイトウさんにもお越しいただき、ありがとうございました!

条例ができたことを、これから一人ひとりの安心や暮らしにどうつなげていくか。
このたびの会が、ご参加のみなさまとともに考えるきっかけになっていたらうれしいです。

当日は、クローバーの会の子ども・若者たちがつくった作品も販売しました。
作品を手に取り、ご購入くださったみなさま、ありがとうございました。
自分たちがつくったものを誰かに選んでもらえることは、子ども・若者たちにとって大きな励みになります!
また、私たちの活動にご寄付をお寄せくださったみなさまにも、心より感謝申し上げます。
いただいたお気持ちを、子ども・若者とご家族が安心して過ごせる居場所づくりにつなげていきます。

クローバーの会も、ご本人とご家族の思いを大切にしながら、孤立を生まない地域づくりを続けていきます🍀
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