活動報告
9月に入り、朝晩は少し肌寒い日も増えてきましたね。日中も過ごしやすくなり、ようやく秋の気配を感じられるようになった山形市です。
秋といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?「食欲の秋」でしょうか、それとも「スポーツの秋」「読書の秋」?どれも魅力的で、いろんな楽しみ方ができる季節ですよね。自然も豊かで、おいしい食べ物もたくさん出てくる時期なので、子どもたちや若者たちと一緒に、この秋も思い出をたくさん作っていけたらいいなと思っています。
さて、今週の居場所では、お絵描き伝言ゲーム「ガーティックフォン」で大盛り上がり!
このゲームは絵の上手さはまったく関係なく、それぞれの描き方や発想に個性が出るのが面白いんです。お題と出来上がった絵が全然違ってしまうこともあって、そのたびにみんなで大笑い。10人近く参加していたので、最初のお題からどんどん絵が変化していき、最後には全く別物になっていることもありました。それもまた、このゲームならではの楽しさでした。
フリースクールよつばでは、初めての「肉じゃが作り」に挑戦!
子どもたちやボランティアの若者たちが、それぞれ役割を持ちながら調理に取り組みました。具材を切ったり炒めたり、味付けを工夫したりと、みんな頼もしいチームワーク。料理好きな子が「味をしみ込ませるには少し置いた方がいいんだよ」と調べて実践してくれたのも印象的でした。完成した肉じゃがは、ほっこりする味で本当においしくて、思わず「また作りたいね!」と声が上がりました。柴田専太郎さまからいただいたお肉と、ライフライン保険株式会社さまからいただいたジャガイモと玉ねぎを使用させていただきました。ありがとうございます!
みどり教室(学習を通じた居場所)では、今週もそれぞれのペースで学びを深めました。
一次関数のグラフを読み解いたり、英語の並び替え問題に挑戦したりと、勉強を自分のペースで確認。さらに高校のレポートサポートでは、地理総合に取り組み、世界の気候や文化についても一緒に学ぶことができました。少しずつ知識を積み重ねていく姿が頼もしいです。
そして今週から、新しいスタッフが居場所に加わりました!
最初は緊張もあったかと思いますが、子どもや若者たちが自然と輪に招き入れ、楽しそうにお話ししている様子がとても嬉しかったです。クローバーの会では、スタッフも参加者も分け隔てなく「和気あいあいと過ごすこと」を大切にしていますが、その雰囲気を子どもや若者たち自身が体現してくれているのだと感じ、心が温まりました。
来週も、この温かく楽しい雰囲気を大切にしながら、みんなで笑顔になれる時間を作っていきたいと思います。